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2016年03月06日

アルツハイマー病ともの忘れ

 

日常生活のなかで、もの忘れはだれにでもあります。

 

ほとんどの場合、老化の一つであることが多く、特に心配する必要はありません。

 

しかし、あるタイプのもの忘れはアルツハイマー病の記憶障害の危険性があり、要注意であります。

 

アルツハイマー病のもの忘れは、
体験したことそのものを思い出せないが特徴です。

 

さらに、状況がどんどん進んでいくと、

常識的な知識や簡単な言葉の意味、自分の年や親しい人 の記憶も失われていきます。

 

そのほか、怒りやすくなる、気力がなく一日中ボーとするなど性格が変わってくる、

誤字、脱字が多くなる、計算ができなくなるなどの症状がでてきます。

 

「忘れたこと」と現実を帳尻合わせるために自分で話を作ってしまうこともあります。

 

やがて、もの忘れはだんだん激しくなり、日常生活に支障をきたすようになり、

周囲の人が気づくようになります。

 

心配のないもの忘れは
体験したことの一部を忘れてしまうものです。

 

たとえば、「朝ごはんを食べたこと」は覚えていても、

だれと、どこで、何を食べたかなど、一部の記憶が思い出せないものです。

 

そのほかは、とっさに言葉がでてこなくて言葉につまる、ものを置き忘れる、同じ物を二度買うなどです。

 

自分でも「忘れた」ことを自覚でき、何かのヒントをきっかけに思い出すときは良性である場合が多いです。

 

記憶には短期記憶と、長期記憶がありますが、良性は、長期記憶を上手く取り出せないものです。

 

アルツハイマー病では30分前のことでも忘れてしまうことがあります。

 

それと、一般的にアルツハイマー病では、もの忘れの自覚はありませんが、
ごく初期の場合には、周りから強く言われて、悩み、自ら病院に受診して、

病気が発見されるケースも多くなってきました。

 

ただし、もの忘れをひどく気にして悩まれている場合は、

アルツハイマー病ではなく、うつの可能性も少なくないです。

 

うつの場合は、からだの重だるさや食欲不足、睡眠不足などがあることが多く、

もの忘れの質もアルツハイマー病とは多くの点で違います。

 

いずれの場合も、しっかり判断するために、早く専門医を受診することが重要です。

 

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2016年03月05日

睡眠と体重の関係

睡眠と体重

 

訪問マッサージをおこなっていると、

歩行困難の方が睡眠不足と体重増に悩まれているケースによくであいます。

 

睡眠と体重の関係はどうなっているのでしょうか?

 

睡眠と肥満の関係を調べた外国の研究では、

7〜8時間睡眠を取る人の、肥満度がもっとも低いようです。

5時間睡眠の人はその50%増で、

4時間以内は73%も増えたそうです。

 

つまり、47時間の睡眠時間においては、睡眠時間が短くなればなるど、肥満になるということがわかります。

 

なぜ、寝不足になると肥満になりやすいのでしょうか?

 

起きている時間が長ければ、活動量も多く、肥満しにくいと思われがちです。

 

実は、睡眠時間が短いと

「お腹がすいたなあ」と感じるホルモンである「グレリン」と,

脳に「もうこれ以上食べるのはやめよう」と指令を出す「レプチン」のバランスが崩れます。

 

レプチンは、脂肪細胞から分泌される食品抑制ホルモンです。

 

グレリンは、胃で産生される食欲を増進する働きを持つホルモンです。

 

つまり、このふたつのホルモンがバランスが良ければ、食欲が高くなることは少なくなります。

 

ところが、睡眠時間が短いとレプチンが減り、グレリンが増加するというのです。

 

そして、グレリンが増加した影響でとカップラーメンや揚げ物など高カロリーなものを欲しくなります。

 

これではどんどん太ってしまい、困ってしまいます。

そうならないために、グレリンを必要以上に増加させないためにも、睡眠時間はしっかりとりましょう。

 

睡眠不足が続いたしても、23日ほどしっかり寝ると、ホルモンバランスは良くなるそうです。

 

「頑張っているのにやせない」と悩んでいる方は、もしかしたら睡眠時間に原因がある可能性があります。

これらのデータをもとに、自分にとってちょうど良い睡眠時間を調整してみてはいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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2016年03月04日

ストレスと胃腸の働き

在宅で療養中の方は
思ったとおり動けないことや人間関係などによるストレスはなくなることはないですが、

それを上手に受けとめていかないと、心身ともに疲労がたまってしまいます。

ストレスでとくに影響を受けるのが、胃腸の機能です。

私たちの体はストレスが加わると
脳からの命令により、さまざまな反応があります。

例えると、自律神経の交感神経を活動的にして血圧を上げたり、心拍数を増やしたりします。

からだを動きやすい状態にスイッチをいれるためです。

ストレスに対して対抗するためにホルモンの分泌もあります。

これは体の正常な反応ですが、それにより、からだに多大な労力をかけることにつながります。

交感神経が活動的に働くと、胃酸が非常に多く分泌され、そのことが原因で胃の粘膜が損傷され、

胃が痛みがおこったり、ひどい場合は胃潰瘍になってしまいます。

胃腸の蠕動運動に悪影響をおよぼし、下痢や便秘につながります。

こんなときは
活発化しすぎている交感神経をしずめるために、しっかり休息をとるか、

マッサージなどでリラックスするかして、胃腸にストレスをかけない食事に気をつけましょう。

 

 

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2016年03月03日

脳の機能と季節

 

人間の脳は、こころやからだの働きをコントロールしており、睡眠や気力、意欲や食欲を調節しています。

うつ病は、この脳機能が疲労をおこしバランスをくずしてしまう病気であるといわれています。

医療保険適用の訪問マッサージが対象となるような歩行困難の方は、
特に寒い時期にうつ状態になり、暖かくなると調子が上がってくる方が多いように思います。

うつ病の中には季節性のものがあり、毎年11月~翌年2月頃の寒い時期にかけて、

肩こり、腰痛、体調悪化、睡眠不足などの症状が現われ、4月頃にかけて暖かくなると回復するというパターンです。

寒い地域には、このような患者様が多いことから、発症には日照時間との関連があるのではないかと思われています。

ベルギー・リエージュ大学の神経科学者ジル・ヴァンデワレ博士によると
脳の機能は季節に関係があると述べています。

集中力を必要とする課題では、脳は夏に最も活発に活動したが、冬は活動量が大幅に減り、

記憶力を必要とする課題では、脳の活動は秋にピークに達し、春に低くなるとのことです。

これからの季節、暖かく心地よい日が続き脳が元気になることを期待しています。

 

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2016年03月02日

冷えの改善と朝

朝、目が覚めると寒い部屋に、さっそく体の筋肉をこわばらせて手足が冷えている状態になる方がいます。

 

これは指先やつまさきの血行が悪くなっていて、体の内から温まっている状態ではなくなったからです。

簡単なことからしましょう。
朝起きたら手足の力を抜いて、手首・足首をブラブラしましょう。血液が末端に流れやすくなります。
1日のはじめは

血管の準備運動で体温を上昇させ、
末端から血液を巡りを良くしていきます。
冷えの改善は血液は細胞の活力となる
「酸素」や「栄養素」と一緒に「温度」もはこびます。
冷たい、冷えるというのは、
血液がわるくなっている証拠。
血の流れをよくする
運動やストレッチは、
だから冷えの改善によいのです。
でも、朝起きていきなりの激しい運動は、心臓に負担をかけ過ぎになることがあります。
まずは、手足の先から
感覚を目覚めさせる準備体操から。
手足をブラブラ振ると、末端にたまっていた血液が心臓へ戻され、エネルギーが身体に戻ってきます。

 

 

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