アルツハイマー病ともの忘れ

 

日常生活のなかで、もの忘れはだれにでもあります。

 

ほとんどの場合、老化の一つであることが多く、特に心配する必要はありません。

 

しかし、あるタイプのもの忘れはアルツハイマー病の記憶障害の危険性があり、要注意であります。

 

アルツハイマー病のもの忘れは、
体験したことそのものを思い出せないが特徴です。

 

さらに、状況がどんどん進んでいくと、

常識的な知識や簡単な言葉の意味、自分の年や親しい人 の記憶も失われていきます。

 

そのほか、怒りやすくなる、気力がなく一日中ボーとするなど性格が変わってくる、

誤字、脱字が多くなる、計算ができなくなるなどの症状がでてきます。

 

「忘れたこと」と現実を帳尻合わせるために自分で話を作ってしまうこともあります。

 

やがて、もの忘れはだんだん激しくなり、日常生活に支障をきたすようになり、

周囲の人が気づくようになります。

 

心配のないもの忘れは
体験したことの一部を忘れてしまうものです。

 

たとえば、「朝ごはんを食べたこと」は覚えていても、

だれと、どこで、何を食べたかなど、一部の記憶が思い出せないものです。

 

そのほかは、とっさに言葉がでてこなくて言葉につまる、ものを置き忘れる、同じ物を二度買うなどです。

 

自分でも「忘れた」ことを自覚でき、何かのヒントをきっかけに思い出すときは良性である場合が多いです。

 

記憶には短期記憶と、長期記憶がありますが、良性は、長期記憶を上手く取り出せないものです。

 

アルツハイマー病では30分前のことでも忘れてしまうことがあります。

 

それと、一般的にアルツハイマー病では、もの忘れの自覚はありませんが、
ごく初期の場合には、周りから強く言われて、悩み、自ら病院に受診して、

病気が発見されるケースも多くなってきました。

 

ただし、もの忘れをひどく気にして悩まれている場合は、

アルツハイマー病ではなく、うつの可能性も少なくないです。

 

うつの場合は、からだの重だるさや食欲不足、睡眠不足などがあることが多く、

もの忘れの質もアルツハイマー病とは多くの点で違います。

 

いずれの場合も、しっかり判断するために、早く専門医を受診することが重要です。

 

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