膠原病

結合組織(けつごうそしき)とは身体の中を構成する組織と組織や、

細胞と細胞をそれぞれ結びつけている組織のことをさします。

 

この結合組織は、全身に存在している組織であり、肺・心臓・筋肉血管・関節・皮膚など、

ほとんどの臓器にあります。

 

その全身の結合組織が障害される病気が膠原病であり、原因は不明です。

 

膠原病の患者さんには自己抗体がよく見られます。

 

自己抗体とは、自らの組織に対して攻撃する物質です。

 

通常の場合では免疫は、自分以外の物質に対して攻撃を行い、

それを除こうと機能しますが、自己抗体は、自分の組織に攻撃をしてしまいます。

 

膠原病は自己免疫疾患とも呼ばれます。

 

膠原病とは特定のを指すのではなく、いくつかの病気を総称しています。

 

例えば、膠原病のなかには、関節リウマチや全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群など、

たくさんの病気が含まれています。

 

これらの膠原病には、いずれも次のような共通点があります。

1)おもに結合組織と呼ばれる細胞と細胞をつなぐところに病気がおこる

2)免疫の異常がみられる

3)発熱、関節痛、筋肉痛、こわばりなどの炎症の症状がある

 

それ以外にも、膠原病には明確な遺伝性がないことや、人から人にうつるものではないこと、

悪性腫瘍ではないことなども共通な特徴です。

 

 

 

膠原病に含まれる主な病気は以下となります。

 

関節リウマチ(RA)

全身性エリテマトーデス

全身性硬化症

多発性筋炎

ベーチェット病

サルコイドーシス

シェーグレン症候群

好酸球性筋膜炎

混合性結合組織病

成人スティル病

抗リン脂質抗体症候群

乾癬性関節炎

血管炎症候群

結節性多発動脈炎

強直性脊椎炎

顕微鏡的多発管炎

ウェゲナー肉芽腫症

アレルギー性肉芽腫性血管炎

過敏性血管炎

大動脈炎症候群

側頭動脈炎

 

 

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