シャープな人より「ぽっちゃり」

やせた人と肥満の人、どちらが長生きするのでしょうか?

 

体重がありすぎ肥満になったら、いろいろな病気を多くかかえそうですし、やせすぎても、栄養が低くなり、

病気に対抗する力が少なくなり、長生きすることは難しくなりそうな気がします。

 

寿命と体格の関連性は40歳時点の体格で太りぎみの人がもっとも長命であることが、

厚生労働省の研究班の「生活習慣.健診結果が生涯医療費に及ぼす影響に関する研究」の調査でわかりました。

 

40歳以上の約5万人を対象に、12年間の調査を行い、BMIごとに、40歳時点の平均余命を分析しました。

 

BMIとは、WHO1997年に
発表した肥満判定基準で体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求めます。

 

それによると、普通体重(BMI18.5以上25未満)の男性が39.94年、女性49.97年なのに対し、

太りぎみ(25以上30未満)の男性は41.64年、女性48.05年と長命でした。

 

しかし、さらに太っている肥満(30以上)になった人は、男性39.41年、
女性46.02年と少し短めでした。

 

そして、意外にも、「シャープ=長生き」ではなく、やせている人
(
18.5未満)は男性34.54年、女性41.79年となり、もっとも寿命が短いという結果になりました。

 

結局、もっとも長生きだったのは、

太りぎみの人で、やせている人より67歳も平均余命が長かったということです。

 

また、やせている人の短命の傾向も考えなければいけないのかもしれません。

 

私たちの体は、もともと脂肪をためこみやすくなっているうえに、高齢になると

代謝がおち、太りやすくなっています。

 

そういった自然の流れに反して、痩せているということは体に何か問題があるのかもしれません。

 

また、この研究で医療費の負担を調べたところ、太っているほど重くなり、
やせている人の1.3倍かかるとのことでした。

 

太り過ぎ、やせすぎに注意し、健康な状態で長生きしていきたいところです。

 

 

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