脳卒中と握力
訪問マッサージの中で
握力をADL向上や日常生活改善、歩行補助のために筋力トレーニングすることがありますが、
握力と脳卒中に関連があるそうです。
九州大学の厚生労働科学研究班による調査の福岡県糟屋郡久山町に住む40代以上の2527人を対象にした
20年間にわたる追跡調査の結果によると、握力が強いほど死亡リスクが下がり
脳卒中になるリスクも下がったとのことです。
また、握力が脳卒中だけでなく
心臓病や循環器系の病気の発症リスクと関連しているそうです、
カナダ・マクマスター大学も
死亡や脳卒中、心筋梗塞などの心血管疾患は握力が弱い人ほど多く発生していて、
全死亡リスクは、握力が5キロ弱くなるごとに16%ずつ高まるとの調査を2015年5月の米医学誌「ランセット」に発表しました。
ただ、握力が強いとなぜ死亡リスクが下がるのか、は理由を明らかにしていません。
(1)握力が強い人はもともと健康である
(2)いつも運動しているひ人は握力が強い
(3)病気がちの人や虚弱体質の人は握力が弱いという考えもあるので、
即、「握力を鍛えるのが長生きにいい」となりませんが、
これからの訪問マッサージ、リハビリをするうえで参考となる調査だと思います。
そして、なにより病気の予防的観点から、普段から運動したり体操することが大切だと思いました。
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