睡眠の主な障害

tsuruno25_TP_V人は脳と身体を休ませるために睡眠をとります。

 

人は人生の3分の1の時間を睡眠に費やしているといわれます。

 

睡眠は一日の心身の疲労を回復しているというのが一般的な考えですが、それ以外に記憶を定着させる、ケガの修復、成長、免疫力向上

などの効果もわかっています。

 

睡眠は大きくわけると「睡眠恒常性維持機構」と「体内時計機構」という仕組みでおこります。

 

睡眠恒常性維持機構は、疲労すると睡眠によって体の恒常性を維持するように調整するはたらきです。

 

体内時計機構は、夜中ではメラトニンが脳から分泌され、睡眠を促します。

 

体内時計は朝の目覚めの時に日光が目に入ると元に戻り、体が動きやすい状態になります。

 

体内時計のリズムがくずれると生活のリズムに影響を及ぼし、

夜になっても寝れないなどの症状をひきおこします。

 

睡眠は「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」という睡眠を交互に繰り返します。

 

ノンレム睡眠は、深い眠りで脳も身体も休んでいる状態の睡眠です。

 

ノンレム睡眠時に行われるのが、成長ホルモンの分泌や新陳代謝の促進です。

 

レム睡眠は浅い眠りで身体は深く眠っているのに、脳が活発に動いている状態です。

脳は働いている状態なので夢を見ます。

 

睡眠の深さは、加齢と共にノンレム睡眠が浅くなり、深夜や早朝に目が覚めやすくなります。

 

質の良い睡眠になるためには、長時間を睡眠とることよりも、深い睡眠をとることが大切です。

 

睡眠が障害される主な病気は以下のとおりです。

 

1)不眠症

眠りが長時間できない、夜なかなか寝れない、眠っても十分睡眠をとった気がしない、

朝の目覚めが早すぎるなどの症状が続き、よく眠れないため日中の生活に支障がでる状態です。

原因はストレス、薬、不安、病気などいろいろありますが、原因のよくわからない時もあります。

 

2)過眠症

過眠症とは、夜眠っているにもかかわらず、日中に突然強い眠気に襲われる病気です。

主な原因はナルコレプシー、うつ病、甲状腺機能低下症、パーキンソン病などで、

原因が不明なときもあります。

ナルコレプシーとは、日中の活動時に、耐え難い眠気と居眠りが繰り返し生じ、

時や場所にかかわらず居眠りする病気です。

居眠りは長くても30分以内ぐらいで、目覚めたあとは一時的にすっきりします。

 

3)その他

概日リズム睡眠障害、むずむず脚症候群、睡眠時無呼吸症候群(SAS)

 

 

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