睡眠の適切な温度、湿度
寒い寝室にはいると、交感神経が刺激されて目が覚めてしまい、
寝つきが良くない状態になってしまいます。
気持ちよく眠れる室温は、16度くらいが良いといわれています。
室温が低すぎると、呼吸によって冷たい空気が肺にはいることにより
体温が下がり、睡眠の質が悪化してしまいます。
また、布団の中の温度も室温以上に睡眠に関係します。
人が布団の中に入ると温度が急激にあがり、
その後安定した温度になります。
しかし、冷えすぎている布団では、人がはいってもなかなか温度が
上昇せず、寝つきがわるくなる原因になってしまいます。
そんな時は、あらかじめ電気毛布や湯たんぽで布団の中を温めておくのが
効果的です。
布団の中と部屋の温度に大きな差があると、
布団を出た時に血圧が急上昇するので十分きをつけてください。
また、快適に睡眠をするためには、寝室の湿度を50%ぐらいにすることが重要です。
湿度が低く乾燥しすぎていると、喉や鼻の粘膜を痛めて睡眠の質が低くなってしまいます。
快適な睡眠をするには寝室や布団の中を適切な温度、湿度にする工夫をすることが大切です。
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