関節拘縮

関節拘縮は筋力、関節を構成する組織の腱、靭帯、関節包などの働きがさまざまな原因で衰え、

関節の柔軟性が低下し、関節可動域が制限された状態のことをいいます。

 

関節拘縮のうち、屈曲拘縮は曲がったままの状態となることで、

伸展拘縮は伸ばしたままの状態となることであります。

 

関節拘縮は、廃用症候群の一つで、特に下肢の拘縮は歩行困難や寝たきりの原因となります。

 

また、関節拘縮により、運動が不自由になるため褥瘡や肺炎などの廃用症候群になりやすくなるため、

その関節拘縮予防は高齢者の生活習慣の中でも重要です。

 

関節拘縮とは筋の萎縮により関節可動域が制限された状態のことです。

 

筋肉を使わない、使えない状況が長くなると徐々に筋萎縮が進行します。

 

なので筋萎縮は筋肉の極端な運動量の低下が原因だという言い方もできます。

なんらかの理由により自力により運動が出来ない患者に対して、

我々マッサージ師がストレッチや運動療法により筋肉と関節を動かすことができれば、

血行が促進され筋肉や関節の機能維持になり、これを続けることによって患者に筋力がつき、

自分で筋肉を動かすことができる状態が期待できます。

 

萎縮した筋肉をもみほぐすことにより筋肉の内の血液の流れが改善することで、

筋肉内に酸素と栄養がいきまわたり筋肉そのものが改善し筋肉に力がでてきます。

 

筋力が力でてきて、筋が少しでも自ら運動することができてくれば、

筋肉の内の血液の流れが改善されると同時に関節の可動域もさらに拡大するのです。

 

そのようにして、関節拘縮に対する在宅マッサージでは拘縮した関節自身と

その関節周囲の萎縮した筋肉の総合的な運動の改善を促していきます。

 

在宅マッサージは麻痺・関節拘縮や歩行困難など日常生活が困難な患者様を対象に、

医師の同意のもと、国家資格をもつマッサージ師がご自宅に伺いし、

健康保険の適用によるマッサージ治療・機能回復訓練を行います。

 

これからの高齢化社会に向けて患者様の日常生活動作改善を少しでも手助けしていければと思います

 

 

 

マッサージZERO

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