アルツハイマー病の初期サイン
日常生活のちょっとした異変が気になることはありませんか。
アルツハイマー病の初期の症状は、頑固、自己中心的、軽度の人間変化、不安、抑うつ、
睡眠障害、幻覚妄想です。
仕事の失敗が多くなったり、ごく当たり前の家事が滞りがちになったり、今までできていたことができなくなったら、
アルツハイマー病のサインかもしれません。
アルツハイマー病は
脳の細胞が変質する病気です。
1905年、ドイツの病理学者アルツハイマーが進行性の記憶障害をともなった痴呆患者を報告したことがアルツハイマー病の由来です。
アルツハイマー病はゆっくりと進みます。
しかし、ゆるやかに見える場合でも時間とともに着実に進行することが特徴です。
アルツハイマー病により
これまで身につけていた知的な能力がおとろえていき、日常生活をおくることが難しくなっていきます。
例えば、当然わかっているはずの常識的な知識を忘れたり、簡単な計算ができなくなるのものその一つです。
また、ものごとを理解、計画、実行する能力が下がっていきます。
仕事や家事などの段取りが上手に出来なくなることがあります。
このように日常生活の中でさまざまな兆候があらわれます。
例えば、
単純なはずの書類をまとめるのに苦労することが多くなった。
決まったとおりの順番どおりに作業ができなくなってきた。
何度も同じものを買うことが増えてきた。
買い物するとき、小銭に出さずにお札でおつりをもらうことが多くなってきた。
同じもの食事することが続くことが増えてきた。
などです。
もしかしたら、と気になるようになったら、早めに専門医に相談するのをお勧めします。
本人には秘密にせず、ごまかさず、
受診することを説明したほうがよいでしょう。
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